議員定数削減の強行採決
更新が遅くなってしまいました。
9月30日(水)に決算議会でもある9月議会が終わりました。
7月の「随時監査」により、農業者向けの補助金(軽トラなどの農作業用の車両更新に出る補助金…集出荷車両等更新事業補助金)で、組織的な文書改ざんなど不正事務処理が行われたことがわかり、大揺れの議会でした。
農業補助金について詳しくはこちら⇒農業補助金問題とはなにか?
9月29日のブログでも、議員定数削減議案が唐突に出されてきたことを書きました。9/29 決算不認定と議員定数削減
強行採決にならないことを願うばかりと書いたことが実現となってしまいました。
委員会にも付託されず提出者と賛成者である政進会と公明党が賛成し、審議が尽くされないまま、来年の11月の選挙後から定数が22名から20名になります。
9月30日になにが起きたかまとめます。
*議員定数削減は、議員提出議案として政進会の宇田川希議員が提出者となり、賛成者に同じく政進会の森英之議員、公明党の星新一議員が名を連ねています。議員定数削減の議案書はこちら
▼9時 議会運営委員会(議運)
*議会運営委員会メンバーの過半数を政進会が占めています。
この構成もおかしいと議運の定数を減らすよう、ずっと私たちは求めていますが、数の力で押し切られる状況が続いています。議会運営委員会のメンバー構成はこちら
傍聴席に市民10名弱、神奈川新聞記者がいる。
本会議の追加議案の取り扱いが諮られる。
委員長(政進会)から、「先例に従い即決(委員会附託しないですぐに採決)で異議ないか」とあったため、「異議あり」と私と共産党の松本議員が声を上げる。
暫時休憩に。
松本議員は、議案の取り下げを求める。
私は、「先例の即決というのは、議員提出議案は基本的に合意形成が諮られていることが前提だからであるはず。しかし、今回は政進会と公明党だけで、ほかの会派や議員に一切何も知らされないまま、議案が提出されている。委員会に附託し十分に質問に答えるべきだ」と意見する。
提出者になっている政進会の委員からは、特別委員会で議論をしており、議論は出尽くしている。今議会で議案を出すことがミッションであり理解してほしい、という発言がある。
松本議員からは、「非民主的だ」と批判的意見もある。
私は、「非民主的と言われないためにも、最低限委員会附託をすべきだ。強行採決をするというのは民主主義に反する、そうならないためにも委員会附託で審議を」と粘り強く求める。
政進会からは反論が出なくなる。
委員長が「お互い折り合えない」と打ち切ろうので、「議運は合議の場であり、少数意見を尊重すべき。特に議会全体にかかることであり、少数者が求める委員会附託をすることが筋ではないか。政進会と公明党が賛成すれば可決されてしまうからこそ、審議を尽くすべき。それが誠意ある姿勢ではないか」と発言する。
約1時間ほど委員会附託を求めるも、議論を打ち切り強行採決になる。
採決はやめるよう抗議するも、政進会と公明党の賛成で、議案は附託されず、即決に。
*本会議でも質問できるが、答弁込みで一人5分しかない。(会派に属していれば、時間の融通ができ5分×人数分の時間が質問できる。涼風の会であれば最大10分)
傍聴席からは怒号が飛ぶ。
▼本会議での質問
9月30日本会議 議員定数条例の一部改正議案の質疑と討論はこちら
上記の議会中継をご覧いただくのがわかりやすいかと思います。
お時間のある方は、ご覧ください。
時間が長いのは、反対討論でフィリバスターをした議員がいたからです。
フィリバスターとは…決められたルールの中で長時間の演説などを行い少数派の議員が、多数派議員に対し抵抗、抗議の意味合いを持つ行動
それだけ、今回の議案が数の力による、非民主的なやり方であるということの証左です。
私も質問に立ちましたが、質問に真摯に答えているとは言えませんでした。
人口が増えている海老名市で、議員定数を削減する理由はありません。
定数を減らせば、多様な民意を反映されにくくなるという懸念は、今回の強行採決など一連の数の力で少数の声を聞かない大会派のふるまいを見れば確信に変わります。
反対討論には、5名の議員が立ちました。
それでも、数の力で押し切られてしまうのです。議論も尽くさず、数の力で押し通すことが民主主義と言えるのでしょうか。
10月5日から始まった臨時国会でも、自民党と維新が定数削減を通そうとしています。
衆議院の比例議席を45名減らす案です。
比例の議席を減らせば少数政党の議員が当選できなくなってしまいます。
小選挙区制度こそ、民意を反映しにくいものであり、今の自民党のように1強状態を作りやすくなります。
多様な民意を反映できるようにするためにも、比例を減らすということはやってはならないことです。
政治不信も高まる中、議員定数削減を歓迎する声も少なからずあります。
しかし、減らして残るのは、組織や団体がうしろにいる議員です。
一人ひとりとつながり、議会の場でどこにも忖度なくはっきりものが言えること、それがとても大切だと常々思います。
政治に諦めないこと、声を上げていくこと、悔しいこともありますができることをやっていかなければと思います。
9月30日(水)に決算議会でもある9月議会が終わりました。
7月の「随時監査」により、農業者向けの補助金(軽トラなどの農作業用の車両更新に出る補助金…集出荷車両等更新事業補助金)で、組織的な文書改ざんなど不正事務処理が行われたことがわかり、大揺れの議会でした。
農業補助金について詳しくはこちら⇒農業補助金問題とはなにか?
9月29日のブログでも、議員定数削減議案が唐突に出されてきたことを書きました。9/29 決算不認定と議員定数削減
強行採決にならないことを願うばかりと書いたことが実現となってしまいました。
委員会にも付託されず提出者と賛成者である政進会と公明党が賛成し、審議が尽くされないまま、来年の11月の選挙後から定数が22名から20名になります。
9月30日になにが起きたかまとめます。
*議員定数削減は、議員提出議案として政進会の宇田川希議員が提出者となり、賛成者に同じく政進会の森英之議員、公明党の星新一議員が名を連ねています。議員定数削減の議案書はこちら
▼9時 議会運営委員会(議運)
*議会運営委員会メンバーの過半数を政進会が占めています。
この構成もおかしいと議運の定数を減らすよう、ずっと私たちは求めていますが、数の力で押し切られる状況が続いています。議会運営委員会のメンバー構成はこちら
傍聴席に市民10名弱、神奈川新聞記者がいる。
本会議の追加議案の取り扱いが諮られる。
委員長(政進会)から、「先例に従い即決(委員会附託しないですぐに採決)で異議ないか」とあったため、「異議あり」と私と共産党の松本議員が声を上げる。
暫時休憩に。
松本議員は、議案の取り下げを求める。
私は、「先例の即決というのは、議員提出議案は基本的に合意形成が諮られていることが前提だからであるはず。しかし、今回は政進会と公明党だけで、ほかの会派や議員に一切何も知らされないまま、議案が提出されている。委員会に附託し十分に質問に答えるべきだ」と意見する。
提出者になっている政進会の委員からは、特別委員会で議論をしており、議論は出尽くしている。今議会で議案を出すことがミッションであり理解してほしい、という発言がある。
松本議員からは、「非民主的だ」と批判的意見もある。
私は、「非民主的と言われないためにも、最低限委員会附託をすべきだ。強行採決をするというのは民主主義に反する、そうならないためにも委員会附託で審議を」と粘り強く求める。
政進会からは反論が出なくなる。
委員長が「お互い折り合えない」と打ち切ろうので、「議運は合議の場であり、少数意見を尊重すべき。特に議会全体にかかることであり、少数者が求める委員会附託をすることが筋ではないか。政進会と公明党が賛成すれば可決されてしまうからこそ、審議を尽くすべき。それが誠意ある姿勢ではないか」と発言する。
約1時間ほど委員会附託を求めるも、議論を打ち切り強行採決になる。
採決はやめるよう抗議するも、政進会と公明党の賛成で、議案は附託されず、即決に。
*本会議でも質問できるが、答弁込みで一人5分しかない。(会派に属していれば、時間の融通ができ5分×人数分の時間が質問できる。涼風の会であれば最大10分)
傍聴席からは怒号が飛ぶ。
▼本会議での質問
9月30日本会議 議員定数条例の一部改正議案の質疑と討論はこちら
上記の議会中継をご覧いただくのがわかりやすいかと思います。
お時間のある方は、ご覧ください。
時間が長いのは、反対討論でフィリバスターをした議員がいたからです。
フィリバスターとは…決められたルールの中で長時間の演説などを行い少数派の議員が、多数派議員に対し抵抗、抗議の意味合いを持つ行動
それだけ、今回の議案が数の力による、非民主的なやり方であるということの証左です。
私も質問に立ちましたが、質問に真摯に答えているとは言えませんでした。
人口が増えている海老名市で、議員定数を削減する理由はありません。
定数を減らせば、多様な民意を反映されにくくなるという懸念は、今回の強行採決など一連の数の力で少数の声を聞かない大会派のふるまいを見れば確信に変わります。
反対討論には、5名の議員が立ちました。
それでも、数の力で押し切られてしまうのです。議論も尽くさず、数の力で押し通すことが民主主義と言えるのでしょうか。
10月5日から始まった臨時国会でも、自民党と維新が定数削減を通そうとしています。
衆議院の比例議席を45名減らす案です。
比例の議席を減らせば少数政党の議員が当選できなくなってしまいます。
小選挙区制度こそ、民意を反映しにくいものであり、今の自民党のように1強状態を作りやすくなります。
多様な民意を反映できるようにするためにも、比例を減らすということはやってはならないことです。
政治不信も高まる中、議員定数削減を歓迎する声も少なからずあります。
しかし、減らして残るのは、組織や団体がうしろにいる議員です。
一人ひとりとつながり、議会の場でどこにも忖度なくはっきりものが言えること、それがとても大切だと常々思います。
政治に諦めないこと、声を上げていくこと、悔しいこともありますができることをやっていかなければと思います。